


第3回のフィールドワークは耐圧ホースと継手を製造する黒部市の株式会社トヨックスを訪問。同社が手がけるホースは、幅広い分野の産業用ホースから園芸散水ホースまで多岐にわたり、その国内シェアは70%にも及ぶそうです。またホースの主原材料となる樹脂のリサイクルにも早くから取り組まれ、自社リサイクル工場を完備。製造ロスを再生原料として活用しています。
一口にホースと言っても、改正食品衛生法に適合する食品工場向けのPVCホースや難燃断熱性の高いシリコーンホースなど、用途に合わせて素材もサイズも実にさまざま。ユーザーの多様なニーズに応えて高機能な耐圧ホースが増えており、材料の複合化によって分別やリユースのハードルが上がっている現状などが共有されました。
創造会議にはトヨックスの皆さん、ばっかいんぐメンバー、そして前回までの視察協力企業の皆さんにも参加いただき、フィールドワークでの各自の気づきを共有。廃材の利活用を促進するには企業間連携がキーであることや、ブランディングの必要性など、これまでの会議でも度々話題にのぼっている課題が改めて注目された他、従来の原料リサイクルからアップサイクルへとシフトさせるため、ホースの別領域での転用についても多くのアイデアが出されました。